2016年01月07日

正月の勝連城

 毎年、正月には勝連城に登っています。ことしは1/2の午後に登りました。一番上の「一の曲輪(くるわ)」から見た太平洋です。正面の島かげは、沖縄本島南部の知念半島。

Shogatsu2


 勝連城の正門だった南風原御門跡の入口は、ももと庵からわずか数十メートルの距離。目と鼻の先なので、そこから登ろうと思えば毎日でも登れるのですが、ちょっときつい勾配だったりすることもあって、実際にはなかなか、、、。

 正月は、三が日から人が絶えません。この日もガイドさんが観光客を案内していました。

Shogatsu4


 こちら↓が三の曲輪から二の曲輪に上がるところの石垣。急勾配なので、息が切れます。

 それにしてもこの石垣、空間の形にピッタリ合うように一つひとつ形の違う石をコツコツ成形して組み合わせていったわけで、電動工具も測量器具もない時代の土木技術の高さを感じます。

 重たいですから運ぶのも大変だったはず。完成までにいったい何年かかったんでしょうか。

Shogatsu3


 頑張って一気にてっぺんの一の曲輪まで上がると、小さな広場のようになっていて、四方が見渡せます。まさに絶景。ここに阿麻和利(あまわり)と妻の百十踏揚(ももと・ふみあがり)のいる館があったはずです。

Shogatsu6


 下って、大勢の人々が帰るのと反対の、南風原御門があった海側に出る道へ向かいます。木が自然のアーチを作っています。ここを下って城跡を出ると、すぐ左手がももと庵です。

Shogatsu5


bansyold at 16:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote 勝連城跡周辺 

2016年01月01日

新春は花カステラ膳で

 あけましておめでとうございます。ももと庵、2016年の新春は花カステラ膳でスタートです。

Hanakasutera4_485


 卵をたっぷり使ったカステラかまぼこは、沖縄の重箱料理の定番。ソフトな口当たりと上品な味わいが人気の、高級食材です。

 ももと庵は、糸満かまぼこの名店けーじんぐゎーとのコラボで、スペシャルの花カステラを作りました。カステラ生地に野菜を散りばめた花カステラ。人参の赤が黄色いカステラ生地によく映えます。

Hanakasutera3_485


 北中城産のアーサを散らしたおダシにつけて召し上がっていただきます。海の香り豊かな、初春の味です。

 ももと庵、新年の営業は1/4(月)午前11時から。花カステラ膳をととのえて、みなさまのご来店をお待ちしております。

bansyold at 08:30|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー 

2015年12月22日

ももと庵の壮大な夕焼け

 3時半ごろに閉店して、師走らしく第一回大掃除なぞをしてから、ふと外を見たら、、、すんごい夕焼けが。

Yuuyake1


 ももと庵は、昼間の営業時間は、青い海が見えるレストラン。エメラルトグリーンに輝く海をお楽しみいただいていますが、閉店後の夕焼けもなかなか。きょうは、しばし、見とれてしまいました。

Yuuyake2


 正面は中城湾、その先に沖縄本島南部の知念半島、さらにずっと先にはフィリピン(これは見えません)。左手のずっと先には大東島(これも見えません)、右手のやや後方には、勝連城跡がそびえ立っています。

 500年以上の昔。最後の勝連城主阿麻和利(あまわり)も、その妻の百十踏揚(ももとふみあがり)と並んで、この壮大な夕焼けを眺めていたのでしょうね。

 夕焼けの表情はみるみる変わっていきます。最高の場面はわずか10分ほど。短い短いドラマでした。

bansyold at 21:17|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote 万鐘 | 勝連城跡周辺

2015年12月14日

肉みそ卵焼きがウマい!

 卵焼きの中に肉みそを巻き込んでみたんですが、、、これがなんともウマい! というわけで、作り方をご紹介。

Tamagoyaki0


 全体の味は肉みそから出るんですが、卵生地にも薄く味付けしておくと、肉みそとの相性がさらによくなるんです。

 黒糖肉みその場合は、卵1個に砂糖小さじ1/2から1を入れると、肉みそとよくなじみます。にんにく肉みその場合は、砂糖は入れず、塩をひとつまみ。アジアンは、甘系が好きな方は砂糖を少々、辛系が好きな方は塩少々、でしょう。

 卵焼き器に溶いた卵を入れて少し焼いてから、肉みそを載せます。味が濃いので、入れすぎないようにして下さい。

Tamagoyaki1


Tamagoyaki3


 くるくると巻いて、できあがり。うまくやると肉みそがど真ん中に来ます(これはヘタ!)。

Tamagoyaki4


 黒糖肉みその場合は、あまり焼きすぎずに、中の卵が半熟の状態だと肉みそにそれが絡んで、すき焼きのような風味になりますよ。


bansyold at 16:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote 万鐘の加工品 

2015年11月21日

ビタローのつぶらな瞳にまいった

 沖縄近海魚のマース煮、たいへん好評です。きょうも魚たちが入荷しました!

Maasuni1511A


 タマン、エーグワーなどが多い中で、本日の主役はビタロー。黄色い尻尾がかわいらしい白身の魚です。

 標準語ではヨスジフエダイという、面白くもなんともない名前なのですが、沖縄では、堂々、ビタロー、です。

 ここで語源の解説があったりすると、いいブログということになるんでしょうが、これが全く分からない、ときています。

 だれかがデタラメに言い始めたものの、あまりにインパクトが強いので、あっという間に広まった、ということかも。

Maasuni1511B


 きょう入ってきたビタローの中でも、この目には、まいりました。そう、この上の方にいるやつです。なんともきれいな目をしていやがる。ちょっとアップで。

Maasuni1511C


 ね、きれいでしょう。いや、これにはまいった。キラキラしています。

 こんなつぶらな瞳で見つめられると、包丁を持つ手が完全に止まってしまいますね。

 マース煮は、塩味の煮魚。口に含むと、魚のあじ〜、という感じで、ただひたすらに魚の味を楽しめる沖縄料理でございます。


bansyold at 16:48|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー | 沖縄

2015年10月31日

少年っぽいアルマンのファズ声

 アジアのボーカリスト、今回はアルマン・モーラナArmand Maulanaを紹介します。

Almand1


 1994年結成のインドネシアの老舗バンドGIGI(ギギ)のボーカルとして人気を誇るアルマン。まずそのGIGIの室内ライブ映像をどうぞ。曲はアップテンポのタルバンTerbang(飛べ)。



 ライティングが巧みで、きれいな映像に仕上がってますね。

 この曲ではそうでもないですが、GIGIのギター職人デワ・ブジャナのサウンドはロックギターらしいファズをしばしば効かせています。アルマンの声も、細かく毛羽立ったような、そう、ちょっとだけファズをかけたような声に聞こえませんか。

 例えばブルーノ・マーズのような、もろにファズ声という感じではないですが、印象に残る声です。

Armand3


 GIGIではない映像も見てみましょうか。

 ことし公開された映画ラブ・アンド・フェイスLove and Faithの主題歌サパティ・レゲンダ Seperti Legenda(伝説のように)です。アルマンの妻で歌手のデウィ・ギタとのデュエット。GIGIサウンドとは違ったゴージャスな編曲ですが、アルマンのユニークな声質がよくわかります。



 アルマンは1971年、西ジャワ州バンドン生まれの44歳。ステージのパフォーマンスは完全にベテランの域に達していますが、とてもそんな年齢には見えませんよね。

 前回、ロッサを取り上げた時にアルマンとロッサのデュエット映像を紹介しました。

 ウルトラマンの「シュワッチ」をやっていた男の子がそのまま大きくなったような、と書いたんですが、スニーカーをはいてステージに立つアルマンは、どこかにそんな少年っぽさを残しています。

 アップテンポの曲で叩きつけるように歌うと絵になるアルマンですが、スローな曲もなかなか聴かせます。そういえば、GIGIの代表作「1月11日」も優しい曲調でした。

 そんなスローナンバーを最後に。ビートルズゆかりの、ロンドンはアビーロードスタジオでの録音盤から、なんとも優しいタッチのメジャ・イニ Meja Iniです。



bansyold at 19:30|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote アジアの文化 

2015年10月23日

「ああ、うまい」の牛すじスープ

 とろっとろ、ふにゅっふにゅ。長い時間煮込んだ牛すじは、お肉にはない独特のおいしさがあります。

Gyusuji4


Gyusuji5


 牛すじは、牛の肉の間にある筋や腱のこと。地域によっては、おでんのタネにも使われます。

 アジアの人たちも大好き。ベトナムでは、トマトや玉ねぎで味付けしたシチューにして、米麺を入れたり、パンにつけたり。ラオスでは、ココナツミルクを効かせ、こぶみかんの葉の香り、唐辛子の辛さとともに牛すじを楽しみます。

 牛すじはとても硬く、よほどしっかり煮込まないと歯が立ちません。すじの中でも特にアキレス腱は、カチっカチ。生の状態ではとても切れません。まるで樹脂の固まりみたいで、強い粘りもあります。

 そこで、ももと庵では、丸ごとしばらく下煮し、多少柔らかくしてから、一口サイズに切り分けて、さらにじっくりと煮込んでいます。

 煮込んでいる間に、コラーゲンの一部は煮汁に溶け出します。この煮汁、温度が下がるとたちまちゼリーに。煮こごり、ですね。

 このコラーゲン煮汁を、かつお節と煮干しでとった和ダシに合わせ、ベトナム・フーコック島特産の高級魚醤を加えて、透明感のあるスープを作っています。

Gyusuji6


 コラーゲンのボリュームのあるうまみと、かつお節と煮干しの深いうまみ、アジアン魚醤の鋭さのあるうまみの3つが折り重なって、「ああ、うまい」のスープに。

 スルスルと沖縄そばを口に運び、とろとろ牛すじのソフトな口当たりを楽しみ、スープのコクを味わうー

 ぜひぜひ、お試し下さい。



bansyold at 20:30|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー | 沖縄とアジアの食

2015年10月16日

とろとろ牛すじそば、始めます

 なんだか、急に涼しくなってきましたね。というわけで、はい、あったか新メニュー「とろとろ牛すじそば」の登場です。

Gyusuji2_485


 沖縄も、22度くらいまで気温が下がったりして、このところめっきり涼しくなっています。

 ところで、アジアでは、牛すじが麺にのって出てくることがあります。レモングラスやニンニクが効いた複雑な味のスープがおいしいのですが、ももと庵バージョンは、ぐっとシンプルに決めることにしました。

 ベースは、ジャパンのかつお、にぼしのすっきりダシ。濃厚な牛すじスープがそこに加わります。ベトナムはフーコック島産の高級魚醤の深いうまみで、全体をまとめました。

 迎え討つ麺は、沖縄そば。コクのある牛すじを受け止めるのに十分な噛みごたえアリ、です。トッピングも、牛すじのうまみに集中してもらおう、と、青み野菜とねぎ、生姜にとどめました。

Gyusuji1_485


 とろっとろになるまで煮込んだ牛すじは、コラーゲンたっぷりで、お肌にもよさそう。アキレス腱の部分と、お肉のついたすじをブレンドしました。

 明日、土曜日からスタートです。ぜひお試し下さい。



bansyold at 08:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー | 沖縄とアジアの食

2015年09月29日

週間女性に肉みそが紹介されました

 週刊女性のグラビア記事に、ももと庵の肉みそが紹介されました。

週間女性2_485


 「これぞ最高のおにぎりの芯」というものばかりを集めた特集。鮭、ちりめん、昆布、牡蠣、、、。これだけ種類が豊富だと、見ているだけでも楽しくなりますね。詳しくは、週刊女性をぜひ読んでみて下さい。

 ももと庵の肉みそは「黒糖」が代表選手で出ていますが、「にんにく」「アジアン」も紹介されています。おにぎりの写真も3つがそれぞれのっかったものです。

週間女性2_485B


 「みそより肉が多い」というももと庵の肉みその特徴を、しっかり書いて下さいました。

 肉みそは、あつあつのごはんに最高ですが、おにぎりの芯にして、ごはんに味がしみこんだのを食べるのもとてもおいしいですよ。

 肉みそのお求めは、ももと庵のネットショップで。沖縄県内ではサンエーの那覇メインプレイス、宜野湾コンベンションシティ、具志川メインシティ、与勝シティの各店にあります。

 もちろん勝連城跡下のももと庵にもたくさん用意しています。明日水曜は定休日ですが、土日もやっていますので、ぜひお越し下さいね。

bansyold at 17:30|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote メディア掲載 | 万鐘の加工品

2015年09月22日

梅漬けのそっくりさん

 前回に続いて、カンボジアのそっくりさんシリーズです。食堂で出てきたスープ。真ん中にまあるいものが浮いていますね。これなんでしょう。

Pickled Lemon1


 市場でも売っているのを見かけました。こんな感じで売られています。

Pickled Lemon3


 カリカリ梅を漬け汁に漬けた状態。あるいは、梅酒に漬けて、まだしわが寄らない頃の梅、といった感じですね。

 これが断面。・・・あれれ、梅とはちょっと違うような・・・ まん中に種がないし・・・

Pickled Lemon2


 正解は、レモン。小さいレモンの塩漬けなんです。

 とても強い塩に漬けてあって、レモンの酸味も非常に強いので、梅干しとよく似ています。でも、口に含むと、爽やかなレモンの強い香りが口いっぱいに広がって、やっぱレモンだわ、となるんですね。

 最初の写真は、この塩気と酸味で味付けされたスッキリスープ。クラクラしそうな常夏の国で、こういうのが出てくると嬉しくなります。ダレダレになった心身がシャキッとします。

 市場のレモン塩漬けを含む漬物店の店先。ラオスやベトナムと同じように、カンボジアも漬物大国です。

Pickled Lemon4


bansyold at 17:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote 沖縄とアジアの食