2014年05月

2014年05月25日

22歳、G.E.M.の硬質で透明な声

 久びさのアジア歌手シリーズです。今回は香港の‪紫棋‬(グロリア・タン)。Get Everybody Movingを縮めたG.E.M.の愛称で知られるスター歌手です。

GEM1


 22歳の若さながら、歌のうまさはピカ一。まずはスローバラードのこの画像からどうぞ。台湾のベテランメロディメーカー羅大佑の作品です。



 硬質で透明感のある声が、複雑な濃淡を伴いながら縦横につむぎ出され、G.E.M.ワールドを作り上げています。彩度低めの画像もきれいですね。

 以前にも書きましたが、香港の歌手の多くは、典型的な北東アジア派というか、声量よりは歌い回しの巧みさで勝負します。ところが、G.E.M.は、歌い回しの巧みさもかなりのものですが、声量も実に豊か。

 彼女の中国語のニックネームが「巨肺少女」。香港や台湾のファンがいかに彼女の豊かな声量に圧倒されているかが伝わってきます。

 台湾のシンガーソングライター黄大煒がヒットさせ、その後もたくさんの歌手がカバーしている名曲「你把我灌醉(あなたは私の心を酔わす)」をG.E.M.がカバーしました。これも見事にG.E.M.ワールドになっています。

 歌詞は、これまで同様、BitEx中国語のHPにお世話になります。こちらのページをごらん下さい。いつもありがとうございます。



 G.E.M.は1991年生まれ。母は音楽学校出で、祖母に歌を教わり、叔父はバイオリン奏者で、祖父はオーケストラでサックスを吹いていたといいます。

 G.E.M.は10歳の時に作曲を始めるとともに、歌い手として、いろいろなコンテストに出ていきました。学校対抗コンテストなどで優勝した後、2006年、15歳の時にある大きなコンテストで優勝し、現在のマネージャーのタンチャンと出会います。

 16歳でハミングバード社と契約し、メジャーデビュー。翌2008年にはファーストアルバムをヒットさせ、デビュー時から爆発的な人気を博しました。

GEM2


 オンラインのプロモーションを積極的に進め、YouTubeに数多くのミュージックビデオをアップ。これがファンに支持され、ダウンロードやコンサートの売上を伸ばす、という成功物語は、音楽産業の新しいビジネスモデルとしても注目されているようです。

 最後に、自身が作詞作曲した「私の秘密」を。今回はポップなオリジナルバージョンではなく、ピアノソロのしっとりバージョンでいってみましょう。





bansyold at 21:28|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote アジアの文化 

2014年05月20日

黄色い花びらが内側から

 ももと庵の庭の花、もう1回やりますね。今回もクイズ形式で。

 これは何でしょう。

Sannin1


 これは、沖縄検定の初級でしょうか。

 沖縄を代表する植物、サンニンです。

 サンニンと言えば、ムーチーで知っている方が多いかも。毎年、旧の12月8日に、沖縄では、サンニンの葉に包んだモチを蒸します。サンニンの香りがしみ込んだ柔らかくておいしいもちです。

 サンニンの香りの強い液には殺菌効果があるので、食品をサンニンに包むことが昔から広く行われてきたのでしょう。油に溶ける香り成分を抽出したアロマオイルや、それを練り込んだ石けんなども人気のようです。

Sannin2


 サンニンを知らない沖縄県民はいませんが、この内側の黄色い花びらをしげしげと見たことはない、という人もいるんじゃないでしょうか。

 全体には白い厚みのある花びらなんですが、内側から出て来る黄色に赤い模様の入った1枚も花びらです。ランの花で、下の1枚の花びらだけが形が違っていることがありますね。あれと同じらしいです。色鮮やかで、きれいです。

 ももと庵の庭は、ほかにもいろいろと花や緑が元気です。ぜひお越し下さい。

Flower outside




 





bansyold at 17:08|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー 

2014年05月17日

花が咲いて、実りました

 クイズです。ベトナムとのそっくりさんではありません。完全に沖縄の話題。これ、何の花でしょうか。ちょっと宇宙人っぽいかもー

Passion1


 分かった方は、沖縄検定の甲種合格、ももと庵認定です。もう1枚のヒント写真を。これなら、どうでしょう。

Passion2


 実の方で「あっ」と思った方も多いはず。

 そう、正解は、パッションフルーツの花なんです。

 ももと庵の庭で、いま咲いています。

 まだ青いですが、実もあちこちになっています。

Passion3


 開店の半年後くらいにまいておいた種が、繁茂し始めたようです。パッションフルーツはとても強い植物で、ちゃんと管理すると、どんどん繁茂します。

 ももと庵のは、種をまきっぱなしで、管理らしい管理をしていませんでしたが、そういうわけで、しっかり育ってきました。

 ことしの沖縄は、まだかなり涼しい方ですが、晴れた日には、きれいな強い日差しが花や緑をくっきり浮かび上がらせます。

 パッションは例年、ソースを作って、自家製プリンにとろーりとかけて、お出ししていますよ。

Passion4

 

bansyold at 15:02|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー 

2014年05月04日

そっくりじゃない花野菜

 ちょっとこれ、見て下さい。こんなに長いヘチマがありました。

HechimaLong


 前回、沖縄でよく食べるヘチマがベトナムの市場にもあるよ、沖縄のより大きいです、と書きました。30、40cmだったでしょうか。その後、別の市場で、こんな長いのを発見ー。

 70、80cmはある感じです。長ーく、のびた感じ。

 そう言えば、ベトナムには三尺ササゲといって、日本のインゲンを4、5倍に伸ばしたようなサヤマメもあります。

 沖縄の市場には全くない野菜もいろいろありますよ。

 例えば、花野菜。そう、花を食べるんです。

Edible flower1


 かれんな黄色い花ですが、ベトナムではデョンデョンガイと呼ばれています。ベトナム南部でよく見ました。

 日本でも食用菊などがあしらいに使われることはありますが、あくまであしらい。デョンデョンガイの場合は、花がメインの材料で、もりもり食べてしまいます。タイでもよく食べられているようです。

 こんな感じ。

Edible flower2


 エビなど、他の材料も混ざっていますけど、メインはあくまでデョンデョンガイです。花くさくなくて、どんどん食べられますよ。ごはんがすすみます。

Edible flower3


 これは鍋の材料として出てきた花たち。これらも全く花くさくなくて、違和感なく食べられました。

 花がお皿に乗っていると、色合いがとってもきれいになりますね。

bansyold at 23:27|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote 沖縄とアジアの食