2014年06月
2014年06月28日
ももと庵正面の道が「開通」
ももと庵の真っ正面に、海側に降りていく1本の道があります。地図のピンク色の部分がそれです。
この道がこのほど「開通」しました。道それ自体は前からあったのですが、少なくともももと庵が開店した2年前には、既にほぼ通行不能になっていました。それが最近、通れるようになったんです。
通行不能だった理由は、草と雑木。道の両側から草や雑木がどんどんどんどん伸びてきて、道を完全にふさいでいました。
うるま市の作業員が草をかき分けて、少しずつ刈っていきました。全部刈り終えるまで、なんと3日がかり。
こんなに幅の広い道だったのか! 幅員5mはあるでしょうか。なにしろ草で道路がふさがれ、向こうが見えない状態でしたから、きれいになった時には、ちょっとびっくりでした。
この道を降りると、すぐ下に歴史スポットのわき水「浜川ガー」や「クトジ御獄(うたき)」があります。心地よい散歩コースなので、天気のよさそうな日に、ぜひ一度お試し下さい。
この道がこのほど「開通」しました。道それ自体は前からあったのですが、少なくともももと庵が開店した2年前には、既にほぼ通行不能になっていました。それが最近、通れるようになったんです。
通行不能だった理由は、草と雑木。道の両側から草や雑木がどんどんどんどん伸びてきて、道を完全にふさいでいました。
うるま市の作業員が草をかき分けて、少しずつ刈っていきました。全部刈り終えるまで、なんと3日がかり。
こんなに幅の広い道だったのか! 幅員5mはあるでしょうか。なにしろ草で道路がふさがれ、向こうが見えない状態でしたから、きれいになった時には、ちょっとびっくりでした。
この道を降りると、すぐ下に歴史スポットのわき水「浜川ガー」や「クトジ御獄(うたき)」があります。心地よい散歩コースなので、天気のよさそうな日に、ぜひ一度お試し下さい。
2014年06月24日
おかげさまで2周年
万鐘ももと庵は6月23日で2周年を迎えました。
ももと庵は「一体、どこにあるの?」とだれもが思うような奥まった場所にあるのですが、そんなところを熱心に訪れて下さるみなさまに支えられて、おかげさまで2周年を迎えることができました。
開店時は「ももと膳」「炭火焼豚重膳」「ハンバーグ膳」「ひき肉とナスのカレー膳」のたった4つしかなかったメニューも、その後じわじわ増えて、今では12種類になりました。詳しくはこちらのHPをごらん下さい。
店の目の前にドンとそびえる世界遺産・勝連城跡。15世紀ごろ、アジア貿易で財をなし、首里王府を震撼させた歴史ロマンの舞台です。店からは、勝連城跡がとても大きく見えます。
満2周年にあたって、製造部門の一番人気商品「万鐘肉みそ」を6年ぶりにリニューアルします。「黒糖」「にんにく」の2味に加え、新商品「アジアン」も登場します。どうぞお楽しみに。
ももと庵は「一体、どこにあるの?」とだれもが思うような奥まった場所にあるのですが、そんなところを熱心に訪れて下さるみなさまに支えられて、おかげさまで2周年を迎えることができました。
開店時は「ももと膳」「炭火焼豚重膳」「ハンバーグ膳」「ひき肉とナスのカレー膳」のたった4つしかなかったメニューも、その後じわじわ増えて、今では12種類になりました。詳しくはこちらのHPをごらん下さい。
店の目の前にドンとそびえる世界遺産・勝連城跡。15世紀ごろ、アジア貿易で財をなし、首里王府を震撼させた歴史ロマンの舞台です。店からは、勝連城跡がとても大きく見えます。
満2周年にあたって、製造部門の一番人気商品「万鐘肉みそ」を6年ぶりにリニューアルします。「黒糖」「にんにく」の2味に加え、新商品「アジアン」も登場します。どうぞお楽しみに。
2014年06月20日
のっぽのパンフ、できました
ももと庵の新しいパンフレットができました。左が従来のもの、右がちょっとのっぽの新しいパンフレットです。
なぜのっぽにしたかと言えば、観光案内所などのパンフレット立てに入れるためなんです。ちっちゃいと埋没してしまって、どうにもなりません。A3を縦4つに折った状態なので、実際、かなりののっぽです。
広げると、勝連城跡の頂上から見た青い海の写真が広がるしかけ。同じ写真でも、こうして大きくして見ると、なかなか迫力がありますよ。
内側に収まっている部分はこんな感じです。小さい字がびっしり。メニューの説明、ももと庵のアジアンとは、百十踏揚(ももと・ふみあがり)の物語、ももと庵周辺の歴史スポットなどなど、もりだくさんの情報です。
観光客の方は、ホテルでのんびりと寝転がった時にでも読んで下さいね。百十踏揚の物語なんぞを読んで、勝連城の歴史ロマンを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
なぜのっぽにしたかと言えば、観光案内所などのパンフレット立てに入れるためなんです。ちっちゃいと埋没してしまって、どうにもなりません。A3を縦4つに折った状態なので、実際、かなりののっぽです。
広げると、勝連城跡の頂上から見た青い海の写真が広がるしかけ。同じ写真でも、こうして大きくして見ると、なかなか迫力がありますよ。
内側に収まっている部分はこんな感じです。小さい字がびっしり。メニューの説明、ももと庵のアジアンとは、百十踏揚(ももと・ふみあがり)の物語、ももと庵周辺の歴史スポットなどなど、もりだくさんの情報です。
観光客の方は、ホテルでのんびりと寝転がった時にでも読んで下さいね。百十踏揚の物語なんぞを読んで、勝連城の歴史ロマンを少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
2014年06月10日
中身汁、始めます
新メニューの予告を。泣く子も黙る中身汁(なかみじる)。どうだ、まいったかぁ、てなもんです。
沖縄県民で中身汁を知らない人はいないでしょう。お祝いの行事などで食される最高の汁もの。豚の腸など徹底的に洗って脂気や臭みを完全にとり、コクのある澄んだ汁に入れて食べるごちそうです。
一部の沖縄料理店では出していますので、観光客の中にもファンは多いはず。
豚のだし骨やかつおぶしでとったダシは、それはそれはおいしいです。そこにふわふわの中身がたっぷりと。干ししいたけとこんにゃくがわきを固めます。
結納や法事などの行事の席に行くと、食事時でない時間帯などは、食事を勧められてもお膳全体にはなかなか手がつかないのですが、不思議と中身汁だけは食べてしまう、という人が多いのではないでしょうか。
行事食が苦手な子供たちもいますが、中身汁だけは別、という子も多いようです。黙々と中身汁を食べる子供を、おばあが目を細めてながめているー。微笑ましい沖縄の行事の風景ですね。
おばあがおいしい中身汁を作るについては、実はたいへんな苦労が。
中身の脂気と臭みを完全にとるには、小麦粉や酢をかけてていねいに何度も洗わねばなりません。これは結構な重労働です。
そうして手をかけた中身は、臭みも脂気も全くない、まるで精進料理のような上品さ。脂気を生かした関東のもつ煮込みや博多のもつ鍋とは完全に対極にあるもつ料理です。
ももと庵の中身汁膳は、中身汁好きの方に中身汁をたっぷり楽しんでいただくというコンセプト。大きめの汁どんぶりにたっぷり入れました。
今週末、6/14(土)からスタートです。どうぞお楽しみに。
沖縄県民で中身汁を知らない人はいないでしょう。お祝いの行事などで食される最高の汁もの。豚の腸など徹底的に洗って脂気や臭みを完全にとり、コクのある澄んだ汁に入れて食べるごちそうです。
一部の沖縄料理店では出していますので、観光客の中にもファンは多いはず。
豚のだし骨やかつおぶしでとったダシは、それはそれはおいしいです。そこにふわふわの中身がたっぷりと。干ししいたけとこんにゃくがわきを固めます。
結納や法事などの行事の席に行くと、食事時でない時間帯などは、食事を勧められてもお膳全体にはなかなか手がつかないのですが、不思議と中身汁だけは食べてしまう、という人が多いのではないでしょうか。
行事食が苦手な子供たちもいますが、中身汁だけは別、という子も多いようです。黙々と中身汁を食べる子供を、おばあが目を細めてながめているー。微笑ましい沖縄の行事の風景ですね。
おばあがおいしい中身汁を作るについては、実はたいへんな苦労が。
中身の脂気と臭みを完全にとるには、小麦粉や酢をかけてていねいに何度も洗わねばなりません。これは結構な重労働です。
そうして手をかけた中身は、臭みも脂気も全くない、まるで精進料理のような上品さ。脂気を生かした関東のもつ煮込みや博多のもつ鍋とは完全に対極にあるもつ料理です。
ももと庵の中身汁膳は、中身汁好きの方に中身汁をたっぷり楽しんでいただくというコンセプト。大きめの汁どんぶりにたっぷり入れました。
今週末、6/14(土)からスタートです。どうぞお楽しみに。
2014年06月05日
新しいメニューブック!
メニューブックを更新! 鮮やかなブルーの布を表紙にしてみました。
この布、ベトナム中部の少数民族の織ったもの。「おきなわの味、アジアの香り」がキャッチフレーズのももと庵にぴったりです。ももと庵から見える青い海のイメージも重なります。
実はこの布、よく見ると、沖縄各地で織られているミンサー織りのデザインにそっくりなんです。拡大してみましょう。
ミンサー織りでよく使われているます目模様。あれと、ほとんど全く同じデザインです。
ミンサー織りの場合は5つのます目模様と4つのます目模様と交互に組み合わせることが多いようですが、こちらはどちらにも見えるます目模様。赤い色に注目すれば4つますですし、青い方を見れば5つますに見えます。
それにしても、沖縄からはるか南のアジアの一角で、そっくりのデザインが織られているというのは、なんだか想像力をかきたてられますね。
この布、ベトナム中部の少数民族の織ったもの。「おきなわの味、アジアの香り」がキャッチフレーズのももと庵にぴったりです。ももと庵から見える青い海のイメージも重なります。
実はこの布、よく見ると、沖縄各地で織られているミンサー織りのデザインにそっくりなんです。拡大してみましょう。
ミンサー織りでよく使われているます目模様。あれと、ほとんど全く同じデザインです。
ミンサー織りの場合は5つのます目模様と4つのます目模様と交互に組み合わせることが多いようですが、こちらはどちらにも見えるます目模様。赤い色に注目すれば4つますですし、青い方を見れば5つますに見えます。
それにしても、沖縄からはるか南のアジアの一角で、そっくりのデザインが織られているというのは、なんだか想像力をかきたてられますね。