2015年07月

2015年07月31日

野菜いためじゃなくて野菜あえ

 新メニューのラオス風 鶏の香草あえは、考えてみると、日本ではあまり見ないタイプの料理です。

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 日本で野菜と肉がこんな感じで出てくるときは、決まって、肉も野菜も一緒にいためられています。沖縄の日常食ちゃんぷるーもそう。豆腐や卵入りの肉野菜いため、ですね。ところがー

 この鶏の香草あえは、肉はしっかりいためられていますが、野菜はすべてナマ、なんです・・・

 アジアの街角では、このタイプの料理によく出会います。例えば、この2品。

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 上はベトナムで見た牛肉と野菜のあえもの。牛肉はいためられていて、しっかり火が通っています。一方、バジル、タマネギ、バナナのつぼみ、スベリヒユといった野菜類はすべて生。

 下はラオスで出てきた豚肉と野菜のあえもの。同じく、肉はいためられ、野菜は生でした。

 もし野菜の量が圧倒的に多ければ「肉入りサラダ」になるんでしょうけど、肉中心の料理だと「肉野菜あえ」かな、と。

 生の野菜を肉とあえて一番いいのは、肉のこってりした強さを生野菜が緩和してくれること。肉にくどさがなく、さっぱりといただけます。

 特に香りの強い香草類を入れると、その鮮烈な香りが皿全体のフレッシュ感をさらに高めてくれるんです。

 ご自宅でやる時は、肉をいためて鍋から取り出し、あえダレを加え、少し温度が下がるのを待って、生野菜を加えてみて下さい。アジアンの香草だけでなく、ニッポンのシソ、ミツバ、ミョウガなんかもオススメですよ。

 タレはノンオイルが基本。ももと庵のタレはアジアンな魚醤ベースですが、酢醤油でもおいしくできます。

bansyold at 16:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー | 沖縄とアジアの食

2015年07月26日

ラオス風 鶏の香草あえ、始めました

 さあ、夏休み本番。新メニューのお知らせです。

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 ラオス風 鶏の香草あえ。ラオスでは、鶏だけでなく、豚や牛、魚でも香草あえを作ります。ラオスを代表するごちそうです。

 この香草あえ、特徴は、材料を細かく切ること。細かい肉や魚が香草類によく絡んで、おいしさを引き立てます。味つけは、魚醤や魚の塩辛、ライムなどで。

 ももと庵では、鶏肉に生のニラ、ネギ、からし菜など加え、ニンニクや生姜の効いた魚醤ベースのあえダレを絡めます。タレには、レモングラス、シークワサーの葉も少々。爽やかなカンキツの香りが楽しめます。

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 ラオスではかなり辛く仕上げますが、ももと庵のそれは、マイルドなピリ辛。辛いのがお好きな方は中辛、大辛もお選びいただけますよ。

 そうそう、忘れてならないのは、煎り米の粉をふりかけること。煎り米が、香ばしいだけでなく、接着剤の役割を果たし、タレと材料をひとつにしてくれるんです。

 さっぱりと酸味が効いて、香草類が食欲を刺激します。暑い夏にはもってこいの味。ごはんによく合いますし、もちろんビールにも最高!

 

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2015年07月19日

ノンアルビールはこれで決まり

 前回、ビール話をしました。「ビールは大好きなんだけど、運転がね・・・」。お任せ下さい。なかなかイケるノンアルコールビールをご用意していますよ。

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 実際、沖縄は車での移動がほとんどなので、ノンアルビールのニーズは高いんです。その、ノンアルビール。いろいろ出ていますが、ビールの味や香りを期待して飲んでガッカリしたこと、ありません?

 まあ、そもそもビールじゃないんだから仕方ないよね、ということなんですが、でも、せっかく飲むんだから、おいしい方がいいに決まっています。

 というわけで、ノンアルビール、片っ端から試してみました。その結果は ?!

 サッポロ・プレミアム・アルコールフリー。

 もちろん、本物のビールと比べることはとてもできませんが、なかなかいけます。よく冷やして飲むと、他のノンアルビールを1馬身リードしている感じ。

 魚醤などの発酵調味料や香草類をふんだんに使うアジア料理にも相性がいいようです。

 原材料を見てみると、、、

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 麦芽、ホップ・・・。ビールとあまり変わらないんじゃない? と思われる方も多いでしょう。他の多くのノンアルビールが、ビールとはおよそ縁のなさそうなマカ不思議な原材料で作られているのと対照的です。

 サッポロビールの話によると、発酵の過程でアルコールを作り出さないタイプの酵母を使っているとのこと。アルコールは含まれていないものの、ビールと同じくちゃんと発酵させているんですね。

 というわけで、運転の方も、キーーーンと冷えたノンアルビールで、夏のランチを心ゆくまでお楽しみ下さい。
 

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2015年07月15日

オリオンかプレモルか、それが問題だ

 暑いからでしょう、ランチプラスドリンクでビールを飲まれる方が増えてきました。そのビール、これまではオリオンビールだけのご提供でしたが、プレミアムモルツもお選びいただけるようにしました。

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 沖縄のビールといえばオリオンと相場が決まっている、ことになっていますが、実は、今や、沖縄でもあらゆる種類のビールが飲まれています。

 これ、ももと庵近くにあるスーパーのビール売り場。ほんと、いろいろ並んでいますね。ここの隣の、もっと広いスペースには各社の発泡酒などがズラーっと勢揃いしています。

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 ももと庵は昼時のレストランなので、たくさんの種類のビールを置くことは難しいのですが、オリオンしかないというのもいかがなものか、との声は以前からチラホラありました。

 何がいいかな、と考えた末、アジアンな風味によく合うおいしいビール、ということで、香り豊かなプレミアムモルツをラインナップに加えることにしました。

 オリオンの南国風の風味も捨て難いですし、プレモルの香りはまた素晴らしい。というわけで、ビール好きの方には、嬉しくも、やや悩ましいお知らせになったかもしれません。

 ももと庵メニューの多くはビールによく合います。特にオススメは、アジアン水餃子、串かつアジアだれ、インドネシア風鶏の唐揚げなど。

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 南インド風さばのカレーや、ベトナム風揚げ春巻きもイケますし、小鉢の漬物もビールにバッチリですよ。

 オリオン、プレモル、どちらを選んでも、ランチに580円プラスで、キーーーンと冷えた500mlが登場します!

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2015年07月08日

どこまでもフェミニンなロッサ

 久しぶりのアジアのボーカリストシリーズは、再びインドネシア。国民的歌姫の1人、ロッサの魅力に迫ってみます。

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 ロッサのフェミニンな魅力が端的に表れるのが、男性歌手とのデュエット曲。男性を相手にすると、よけいに女性っぽさが際立つのかもしれません。今回は3曲、ご紹介しましょう。

 まずはウングのボーカルを務めるパーシャとデュエットしてヒットしたこの曲からどうぞ。

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 曲名はテルランジュル・チンタ(こんなに愛しているのに)。最初のロッサ、パーシャそれぞれのソロパートに続くサビで2人の声がハモります。ロッサの声は押し出しが強くありませんが、しっかり主役をはっていますね。

 物憂げで気だるい感じのパーシャの声が、出しゃばらずにロッサを立てています。エンジニアのサジ加減の勝利かもしれません。3分17秒くらいからの大サビはなかなか迫力です。

 2曲目は、ベテラン男性歌手、故ブローリー・マーランティーカとのデュエット。これが実現したのは、ブローリーが2000年に亡くなってから11年後でした。

 どういうことかというと、ロッサは尊敬する先輩歌手のブローリーの録音にスタジオで自身の歌声を重ねるという形でデュエットを実現したんです。アレンジは作曲家アンディ・リアントが行いました。

 天国で目を白黒させたはずのブローリーとロッサの、ソフトでメロウな、ジャガン・アダ・ドゥスタ・ディアンタラ・キタをどうぞ。過去を告白する男と、それを受け入れながら「本当のことを言って」と語る女の掛け合いです。




 ロッサは1978年生まれのことし36歳。1996年に出したファーストアルバム「ナダナダ・チンタ」のヒットでその名を知られるようになりました。

 以来、14枚のアルバムを発表。この中で、いくつかのプラチナディスクを含むヒットを重ねます。アーティスト活動の途中で、名門、国立インドネシア大学を卒業。2010年以降は、隣国マレーシアに本格進出しました。

 2011年には、世界最高水準の文化芸術施設で、各国のアーティストが目指すシンガポールのエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイでコンサートを開き、全チケットを完売しました。

 あどけなさの残る顔だち、小柄な体つき、ソフトで、はかなげな声。フェミニンでガーリーな雰囲気を漂わせるロッサは、男性にも女性にもファンが多いようです。

 さて、3曲目。インドネシアの老舗バンドの一つ、ギギのボーカル、アルマン・モーラナとのデュエットです。

 曲は、2008年に亡くなったギト・ロリスがアルマン・モーラナと歌ったチンタ・ヤン・トゥルス(真実の愛)。




 伝統音楽ガムランをフィーチャーした珍しいアレンジ。シンプルな運びの曲に、不思議な奥行きとかわいげが加わりますね。

 3曲のデュエットを紹介しましたが、勝手な読み込みをするならば、ロッサの女っぽさには「多彩な役回り」が感じられて面白いです。

 最初のパーシャとの掛け合いはよくある「男と女」。続くブローリーとのデュエットは、歌詞の内容はもちろん男と女ですが、2人のイメージは、30歳の年齢差もあって「父と娘」「師弟」っぽく映ります。

 最後のアルマンとのデュエット。シュワッチ!の構えでウルトラマンになりきっていたのがそのまま大きくなったような弟を、髪をアップに結ったしっかり者の姉がやさしく見守っている、の図。

 実はアルマンの方が7歳も年上なんですが、万年少年風のアルマンのキャラも手伝って、どうもそんな風に見えてしまうんです。

bansyold at 19:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote アジアの文化 

2015年07月02日

「飲む点滴」甘酒を夏季限定で

 飲む点滴、と呼ばれるほど栄養豊富な甘酒。夏季限定で始めました。

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 甘酒は、夏の季語。夏バテ防止の栄養ドリンクとして、江戸の昔から親しまれてきました。クールジャパンの一つ、と言っていいでしょう。

 ももと庵では、厨房で、こうじと米から手作りしています。こうじが米のデンプンを糖分に変え、甘くしてくれる、発酵のミラクル。名前は「酒」ですが、アルコールは全く含まれていません。

 砂糖はそのままではエネルギーになりにくく、体に蓄積されがちなのに対して、甘酒のブドウ糖は米のビタミン類と一緒になって体のエネルギーとして使われやすいとのこと。点滴と同じように「すぐ効く」わけですね。

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 単品は380円。各ランチメニューにミニデザートと飲み物をつける「ランチプラスドリンク」の代わりに、甘酒を楽しむ「ランチプラス甘酒」をお選びいただくこともできます。こちらはプラス290円。

 暑い中で勝連城跡に登った後に「点滴」代わりに飲むのもよし、お食事の後に、ひんやりとした優しい甘みを味わうのもよし。

 暑さが一段落するまで続ける予定です。

bansyold at 16:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote ももと庵メニュー