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2012年09月14日

向笠千恵子さんのトコトン現場主義

 向笠千恵子さんは、「日本の朝ごはん」「日本人が食べたいほんもの」から、最近の「食の街道を行く」まで、食に関する数多くの著書をお持ちのフードジャーナリストです。

 テレビやラジオ番組にもしばしば出演しているほか、農水省の「食アメニティコンテスト」審査会長、「本場の本物」審査専門委員などを歴任。最近では、NHKのラジオ深夜便「大人の旅ガイド」に生出演しています。

 その向笠さんが、万鐘の肉みそを雑誌dancyuのごはん特集で取り上げて下さったことがあります。

1 dancyu


 dancyuは、言わずと知れた食の専門誌で、キャッチフレーズは「食こそエンターテインメント」。毎回、興味深いテーマで特集を組みますが、2008年11月号は「特集 ごはんはもっと旨く炊けます!」でした。

 お米の選び方から炊き方、玄米の新しいメニューなど、ごはんをめぐるさまざまな情報が満載の中で、ごはんと一緒に食べるとおいしい「ごはんの友」も取り上げられました。

 東京・浅草で「レストラン大宮」を経営する大宮勝男シェフと向笠さんの二人が、ごはんの友をいろいろテーブルに並べて試食しながらの対談です。

 明太子の頂点と言われる無添加の明太子や、天然うなぎを白焼きにして煮込んだ天然鰻茶漬といったそうそうたるラインナップの中で、万鐘の肉みそを取り上げていただきました。

 向笠さんは全国の津々浦々を回り、伝統食やほんもののおいしさに出会っては、その魅力を全国の人々に伝えています。小さな生産者にも温かなまなざしを注ぎ、応援して下さいます。

 すごいなあといつも思うのは、徹底した現場主義であること。万鐘のような、本当に小さな現場にまで何度も足を運び、現場を自分の目で見るとともに、生産者の声に耳を傾け、舌で味わいます。これだけたくさんの本を書くのに、いったい全国の何カ所を回ったのでしょうか。

 先日も沖縄そばの取材に来られて、連日、朝4時起きで生産現場を歩いた由。沖縄そばは、豆腐などと同じく、未明から早朝にかけて製造作業し、朝には作り終えています。そんな現場にいくつか足を運んだとのこと。

 写真は、ももと庵から近い海中道路を渡った先の平安座島で伝統行事「サンガチャー」を取材する向笠千恵子さんです。

2 mukasa


 向笠さんの近著「食の街道を行く」は、パリで開催された2011年「グルマン世界料理本大賞」を受賞しました。同大賞は料理本のアカデミー賞と言われます。鯖街道、ぶり街道、昆布の道、砂糖街道、唐辛子の道といったさまざまな食材が運ばれた道を、まさに現場主義で歩きながら、歴史に思いをはせ、歴史を受け継ぐ今の人々の姿を描いています。

 向笠千恵子さんのホームページはこちら。著書はAmazonでも購入できます。


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