[第16話 沖縄] 涼しくて温かい那覇空港[第18話 農] 微生物より有機物、金城夫妻の土づくり

2007年10月03日

[第17話 食] 鍋持参でテイクアウトするおでん

 暑い沖縄にも、おいしいおでん屋さんがある。その中から今回はうるま市の「いこい」を紹介しよう。沖縄おでんの主役、てびちがトロトロになるまで煮込んである正統派だ。

 てびち(豚足)は皮や筋の部分にコラーゲンがたっぷり含まれているので、これをじっくり煮込んだ沖縄おでんは非常に濃厚な味わいになる。大根や豆腐といった淡白な味の素材も、てびちの濃厚なうまみをもらって、こってりと「味くーたー」(味わい深い、味がある)に。

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 てびちの味は濃厚でボリュームもたっぷりだが、食べた後は不思議ともたれない。

 「いこい」は、具志川郵便局の向かいで営業して既に38年。地元の人々に長く愛されてきた。「おでんと言うとお酒を飲みながらのイメージが強いんですが、うちはどちらかと言えば家庭のおかずなんです。持ち帰りも多いですよ」と店主の又吉とよ子さん。

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 又吉さんと話をしたのは昼時だったが、ちょうどその時、頭に白いものが混じった作業服姿の男性が鍋を片手に店に入ってきた。おでんを2つ3つ注文して「おばあのお昼にね」と笑顔を見せた。持ち帰りの人はみな家から鍋を持って来る。ゴミを出さない「昔ながらのテイクアウト」がここでは健在なのだ。

 夜も営業しているので、島酒(泡盛)を飲みながらおでんを楽しむことももちろんできる。てびちは350円、それ以外のとうふ、大根、こんぶ、やさい(シロナかウンチェー)、こんにゃくなどはみな100円。おでん以外に、各種チャンプルーや沖縄そばなどもある。よく食べて、飲んでも3000円止まり。

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 おふくろの味を求める人、ややディープな沖縄を感じたい人にぴったり。気さくな又吉さんと話すのも楽しい。話しかければ、昔からの知り合いのように接してくれる。うるま市平良川206-2、098(973)4061。県道75号線沿い、具志川郵便局の向かい。

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