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2014年08月28日

アリ・ラッソのツヤのある甲高い声

 アジア歌手シリーズは、久しぶりのインドネシア編。ベテランポップ歌手のアリ・ラッソを紹介します。

Lasso


 代表曲のひとつ、3枚目のアルバム「見る、聞く、考える」に収められている「アルティ・チンタ(愛の意味)」からどうぞ。




 僕の心臓が鼓動している限り、あなたは僕のもの
 僕の血が流れている限り、僕の愛は終わらない

 このサビの部分を、当たり前のように聴衆が歌っていますね。

 アリ・ラッソは、なめらかな高い声。声量はそれほどでもないですが、ツヤのある甲高い声が、赤いピアノの作曲家アンディ・リアント率いるオーケストラの厚みのあるサウンドを突き抜けていく感じがなんとも爽快です。

 アリ・ラッソは1973年生まれの41歳。

 インドネシアのポピュラー音楽史にその名を刻み、3年前に解散したロックバンドDewa19のリードボーカルを1991年から99年まで務めたことで知られます。

 ソロになったアリ・ラッソは、ヒットを出し続ける一方、映画主題歌を歌うなど、芸の幅を広げていきました。

 その映画主題歌「メンゲジャール・マタハリ(太陽を追いかけて)」と「カムラ・サトゥ・サトゥニャ(あなた一人だけ)」を同じライブ画像で続けてどうぞ。

 「太陽を追いかけて」では、曲の途中でバックの演奏メンバー紹介をしていますが、最後に紹介される赤いピアノのアンディ・リアントが映画「太陽を追いかけて」の音楽監督を務めました。

 最近はスローテンポのラブソングが増えていて、あのツヤのある甲高い声はあまり強調されていません。でもアリ・ラッソといえば、Dewa19時代からの元気なイメージが強いようで、観客もその時代の歌が出てくると大喜び。2曲目のカムラ・サトゥ・サトゥニャは、インドネシアの人々にとっては、そんな懐かしの1曲です。




 カムラ・サトゥ・サトゥニャの歌い出しでは、アリ・ラッソが気持ちを入れて声を出そうとするより先に観客の唱和が一気に盛り上がってしまい、本人がそれをちょっと抑えてやり直しする場面も。

 このコンサートでは、アンディ・リアントのピアノソロに導かれてスローに歌い始めるようスペシャルアレンジされていますが、カムラ・サトゥ・サトゥニャは本来、アタマからノリノリの曲。歌い出しを聞いたとたん、みんなのウタゴコロが爆発してしまったんですね。
 

bansyold at 16:03│TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote アジアの文化 

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