[第4話 農] ハツおばあのニガナ[第7話 沖縄] 万国津梁館、上質感の秘密

2007年08月15日

[第6話 食] 「ままや」の洗練された沖縄料理

 那覇かいわいで万鐘がお勧めする店は「ままや」から。久茂地川沿いにある電波堂ビルから1本入った奥にある、お酒がメインの店。酒の肴として登場する沖縄料理が独自性にあふれている。その洗練された味と美しい姿は第一級だ。

 ビールを頼むと、もの静かな店主の柳生さんが、きめ細かい泡をていねいに立てながらビールをグラスに注いでくれる。クリーミーな泡の感覚を楽しみながら肴の登場を待つ。

Mamaya1

 酒肴のトップバッターとして、第4話でお伝えしたニガナがタマネギとサラダになって出てきた。ニガナの苦みがタマネギの辛み、甘みとよく合う。この2つの個性の強い味を、厚みのあるドレッシングとゴマがうまくまとめてくれる。

 2番手はドゥル天。ターンムにしいたけ、豚肉などを混ぜてよく練った沖縄伝統料理のドゥルワカシーをまるめて油で揚げてある。表面のサクサク感と、中のねっとりしたドゥルワカシーとの対比が絶妙だ。泡盛によく合う。

Mamaya2

 ほろ酔い加減になってきたところに、焼きテビチが登場した。テビチ(豚足)を柔らかくなるまで加熱した後、外側を焼き上げて、カリっとした食感を出す。これにニンニクとネギの効いたタレをつけながら食べる。絶品。会話が止まる。おかわりしたかったが、既に品切れだった。

Mamaya3

 フーイリチーといえば、県民的おかず、といっていい。よくあるのは、フー以外に豆腐、豚肉、卵、野菜などが入っているチャンプルーだが、ここのはユニーク。何と、フーのみで作られている。揚げられているような口あたりが何ともおいしい。エスクニック風のトウガラシソースで食べる。

Mamaya4

 というわけで、「ままや」では、沖縄料理の定番がすべてひとひねりされて登場する。その仕上がりぶりは、まさに洗練された沖縄料理と呼ぶにふさわしい。泡盛がすすむ、すすむ。

 普通の沖縄料理にはちょいと飽きた、という人にお勧め。飲んで食べて4000円くらい。那覇市久茂地2-17-19。098-867-1350。17時30分から。日祝休だが、土、月が祝日の場合は連休。


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