セリーヌ・ディオン
2013年09月24日
フィリピンの "明日のスター"
アジア歌手シリーズでは、これまで各国のベテランばかり取り上げてきましたが、今回はぐぐーっと若返ります。
まずこのビデオを見ていただけますか。
歌っているのは、フィリピンのシェーン・アンジャ・タルン Shane Anja Tarun(女性)とラープ・サラザール Rhap Salazar(男性)。このビデオの時点でシェーン18歳、ラープ15歳です。よく声がのびていますね。
ラープは、12歳の時に、ロサンジェルスで開かれたパフォーマンスアート世界大会で、ジュニアソロボーカルの世界チャンピオンになりました。カバー曲からなるミニアルバムを出したりしていますが、オリジナル曲をメジャーレーベルから発売するところまではまだいってないようです。
一方のシェーン。フィリピンのスター誕生番組でかなりいい線まで勝ち残ったのですが、入賞には至りませんでした。こちらもメジャーデビューはまだ。
というわけで、2人ともフィリピンの「明日のスター」です。2人はユニットではなく、ふだんはそれぞれソロで活動。折に触れてデュエットのMVを制作しているみたいです。
ビデオの歌は、アメリカのハート Heart がヒットさせ、人気テレビドラマ「グリー Glee」の中でも歌われた「アローン Alone(孤独)」。カナダのセリーヌ・ディオン Celine Dion もカバーしているので、聞き覚えのある方も多いかもしれません。
もう1つ、2人の最新ビデオを。こちらはことしの大ヒット曲です。
アメリカの女性歌手ピンク p!nk がネイト・ルイス Nate Ruess とデュエットした「ジャスト・ギブ・ミー・ア・リーズン Just give me a reason(お願い、わけを言って)」。男女の心のすれ違いを歌った掛け合いの曲を、ラープとシェーンがカバーしています。
1本目のビデオからわずか2年後ですが、2人ともだいぶ大人になったと思いませんか。
この歌、男女とも声の上がり下がりが相当激しいですし、特に男声は、サビの部分を、女声と同じ高さの高音域で歌い続けなければなりません。
そんな ”難度C” の曲ですが、ラープは、最初から最後まで、ブレのない歌唱を聞かせてくれます。サビの部分も余裕すら感じさせます。
シェーンの、主人公の思いを切々と歌い上げる感じは、2年前のビデオにはなかったんじゃないでしょうか。声にも、どこか一本芯が通ったような。
2人ともさらに伸びていきそうで、将来が楽しみです。
フィリピンの若手シンガーといえば、4、5年前、チャリス・ペンペンコが大きな話題を呼びました。
あどけない顔からは想像もつかない驚きの歌唱力で、天才少女歌手として世界各地のステージに引っぱり出されたチャリス。既にメジャーデビューしています。
(万鐘の南向きアジア地図から、フィリピン関連部分)
フィリピンは、人口がやがて1億に達するASEAN第2の大国。こうして改めて地図を眺めてみると、沖縄から台湾も近いですけど、そこからフィリピンも本当にすぐ近くなんですね。
この南向きアジア地図を那覇のジュンク堂書店に卸した時、担当の方が「フィリピン、こんなに近かったですか。これ、フィリピンを近づけていません?」。もちろん、そんなことはしていません。沖縄からフィリピンは本当に近いんです。
話を戻して、そのフィリピンの若手シンガーたちが歌うのは、外国製の曲だけではありません。
タガログ語のヒット曲「プソン・バトー Pusong Bato(無情)」をラープがカバーしたビデオを見つけましたので、最後にごらん下さい。数年前の録画のようですが、しみじみ、朗々と歌い上げていて、聞かせます。
まずこのビデオを見ていただけますか。
歌っているのは、フィリピンのシェーン・アンジャ・タルン Shane Anja Tarun(女性)とラープ・サラザール Rhap Salazar(男性)。このビデオの時点でシェーン18歳、ラープ15歳です。よく声がのびていますね。
ラープは、12歳の時に、ロサンジェルスで開かれたパフォーマンスアート世界大会で、ジュニアソロボーカルの世界チャンピオンになりました。カバー曲からなるミニアルバムを出したりしていますが、オリジナル曲をメジャーレーベルから発売するところまではまだいってないようです。
一方のシェーン。フィリピンのスター誕生番組でかなりいい線まで勝ち残ったのですが、入賞には至りませんでした。こちらもメジャーデビューはまだ。
というわけで、2人ともフィリピンの「明日のスター」です。2人はユニットではなく、ふだんはそれぞれソロで活動。折に触れてデュエットのMVを制作しているみたいです。
ビデオの歌は、アメリカのハート Heart がヒットさせ、人気テレビドラマ「グリー Glee」の中でも歌われた「アローン Alone(孤独)」。カナダのセリーヌ・ディオン Celine Dion もカバーしているので、聞き覚えのある方も多いかもしれません。
もう1つ、2人の最新ビデオを。こちらはことしの大ヒット曲です。
アメリカの女性歌手ピンク p!nk がネイト・ルイス Nate Ruess とデュエットした「ジャスト・ギブ・ミー・ア・リーズン Just give me a reason(お願い、わけを言って)」。男女の心のすれ違いを歌った掛け合いの曲を、ラープとシェーンがカバーしています。
1本目のビデオからわずか2年後ですが、2人ともだいぶ大人になったと思いませんか。
この歌、男女とも声の上がり下がりが相当激しいですし、特に男声は、サビの部分を、女声と同じ高さの高音域で歌い続けなければなりません。
そんな ”難度C” の曲ですが、ラープは、最初から最後まで、ブレのない歌唱を聞かせてくれます。サビの部分も余裕すら感じさせます。
シェーンの、主人公の思いを切々と歌い上げる感じは、2年前のビデオにはなかったんじゃないでしょうか。声にも、どこか一本芯が通ったような。
2人ともさらに伸びていきそうで、将来が楽しみです。
フィリピンの若手シンガーといえば、4、5年前、チャリス・ペンペンコが大きな話題を呼びました。
あどけない顔からは想像もつかない驚きの歌唱力で、天才少女歌手として世界各地のステージに引っぱり出されたチャリス。既にメジャーデビューしています。
(万鐘の南向きアジア地図から、フィリピン関連部分)
フィリピンは、人口がやがて1億に達するASEAN第2の大国。こうして改めて地図を眺めてみると、沖縄から台湾も近いですけど、そこからフィリピンも本当にすぐ近くなんですね。
この南向きアジア地図を那覇のジュンク堂書店に卸した時、担当の方が「フィリピン、こんなに近かったですか。これ、フィリピンを近づけていません?」。もちろん、そんなことはしていません。沖縄からフィリピンは本当に近いんです。
話を戻して、そのフィリピンの若手シンガーたちが歌うのは、外国製の曲だけではありません。
タガログ語のヒット曲「プソン・バトー Pusong Bato(無情)」をラープがカバーしたビデオを見つけましたので、最後にごらん下さい。数年前の録画のようですが、しみじみ、朗々と歌い上げていて、聞かせます。