地図

2013年10月14日

南向き地図の第2版、できました

 南が上のオリジナル南向き地図「アジアの世紀」の第2版、できました。好評のうちに初版が完売したため、お待たせしていましたが、内容を一部改訂した第2版が刷り上がりました。

Asia15olcmL


 改訂したのは、まず色。精密な地図というよりは、部屋に飾りながらアジアのイメージを膨らませていく観賞用地図ですので、初版よりも少し鮮やかな色にしました。

 ホームページの画面で見ると、初版もきれいな発色だったのですが、紙に印刷するとどうしてもややくすんだ感じになります。

 そこで2版では、全体に色を鮮やかにしました。ぱっと見た感じがだいぶカラフルな印象になったようです。

 もう一つ、改訂したのは、都市を増やしたこと。初版に比べて、50カ所近く増やしました。フィリピン、インドネシア、ベトナム、ラオスあたりがやや手薄だったので、そのあたりを中心に増補しました。

Asia15Indochina


 最後に、経線の上下の端に、東西南北を示す印を置きました。初版でも経線は引いていたのですが、あまり目立たなかったので、「方角が分からない」とのご意見をいただいていました。

 経線の色を濃くすると全体の邪魔になるので、経線の上下、つまり地図の端の方に方角を示す印を入れることで、方角をはっきりさせました。

Asia15olcm_direction


 部屋やトイレに飾って見慣れてくると、ウソのようにアジアがどんどん見えてくる南向きのアジア地図。

 ビジネスでアジアに足しげく通っている、旅行で時々アジアを訪れている、地図で世界をながめるのが大好き、アジアと日本の付き合い方を考えたいー。そんな方にお勧めですよ。

 「アジアの世紀」のお求めはこちらで。B2変形判。丈夫な紙筒入りで890円(送料別)です。

bansyold at 00:00|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2013年03月17日

南向き地図、時々売れてます

 ももと庵に来られるお客様の中には、食事の後、おみやげに肉みそを買う方が結構いらっしゃいますが、昨日、岡山から来られたご家族連れは、万鐘オリジナルの南向き地図「アジアの世紀」を買って行かれました。「地図好きなんです!」。そうおっしゃっていました。

Asia13olcm485


 この地図、正直なところ、それほど売れるわけではありません。「なんだろう、これ」「なんだかよく分からない」―。やはり「ピンと来ない」というのが一番大きいと思います。

 ただ、自宅などに貼ってしばらく見慣れた方からは、「面白い」「アジアが、これまでと全然違って見えてくる」とよく言われます。

 「そうでしょ、そうでしょ、そうなんですよお」。作った側からすると、思わずヒザを打ちたくなる嬉しい反応です。

 この地図、万鐘の創業10周年記念で制作したオリジナルです。

 沖縄は日本の南の玄関。玄関が一番下だと、そのさらに下にはなかなか目が向きません。

 一方、時代は確実にアジアの世紀であることを告げています。中国13億、東南アジア6億、さらにそのすぐ西には17億人を擁するインド亜大陸が控えています。

 琉球王国時代の14世紀。アジア貿易の船が、南に向けて、那覇の港を出発していました。飛行機でも船でもそうですが、北が上、ということはありません。向かう先が前、です。南向きの地図を見ていると、向かう先が上になるので、船や飛行機が南に向かって進む感じがとってもよく分かるんです。

 手作りで都市の位置などに甘さがあるため、あくまで観賞用の地図として眺めていただければ、と思いますが、これまでと全く違ったアジア像をイメージすることができます。オススメですよ。ネットショップでも販売しています。

bansyold at 09:04|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2011年05月08日

南が上の「アジアが見える地図」近日発売

 [お知らせ シリーズ「沖縄を創る人」の更新をさらに1週間延期し、今回は、万鐘オリジナルの南北逆さ地図「アジアの世紀」を紹介します]

Asia13olcm485


 理由はよく分からないが、人の目の動きは、上から下に向かうよりも下から上に向かう方が自然、ということなのかもしれない。

 写真は、アジアを南北逆さにした万鐘オリジナル地図「アジアの世紀」。見慣れた地図と上下が反対なので最初は戸惑うが、しばらく我慢してながめていると、普通の地図を見る時とは全く違う感覚が得られる。アジア各国がくっきりと存在感を示し、なんとも身近に感じられるのだ。

 北が上のアジア地図だと、中国南部から東南アジアにかけての一帯は、視野の左下の方に来る。下の方には細かい神経が届かないからなのか、「いくつかの国がごちゃごちゃある」というイメージになりがち。だから、現地に行ったことのある人を別にすれば、アジア各国の位置や都市名について、案外知らない人が多いのではないだろうか。

 南北をひょいと逆さにして、南を上にもってくるだけなのだが、これだけでまるで違うアジア像が浮かび上がるから不思議。最初は見慣れないため違和感が強いが、しばらく見ていると、アジア諸国や各都市が、ひとつひとつ目に入ってくる。

 シンガポールって、思ってたより遠い。これがマラッカ海峡か。ミャンマーが意外に大きい。四川省はだいぶ内陸。バングラデシュより東にもインド領があったとは。お茶のアッサムがそこにあるぞー。

 次々に発見がある。「アジアが見える」感があって、たまらない。

 考えてみれば、地球は丸く、人がその表面を移動する時には「上」も「下」もない。南北逆さ地図で、例えば、琉球王国時代の貿易船の進路をイメージしてみれば、それが実感できる。下の拡大図を下からスクロールしながら、次のルートをたどってみてほしい。

 沖縄から出発し、弧を描くようにして台湾の南を経て、中国福建省にたどりつく。さらに大陸の海岸線に沿って南シナ海をベトナム方面に向けて航行する。

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 その先でタイに行くこともできるし、マレー半島からスマトラ、ジャワを目指すこともできる。

Asia13Ryukyutrade2


 この南進ルート、北が上の地図よりも、逆さ地図の方がずっとラクにたどれる。まるで船に乗って進んでいるような感覚ー。

 万鐘本店はかつて、グーグルアースを使って、南北逆さ地図を実験したことがある。その時、多くの読者から「そういう地図はないですか」という問い合わせをいただいた。あれから5年余り。ようやく、オリジナルの南北逆さ地図が完成の運びになった。

 全体像は最初の写真の通り。左下に日本本土、その上部に沖縄、その右上方に中国大陸と南シナ海、東南アジア各国が広がる。さらにその右側にはバングラデシュ、インドの半分くらいとスリランカまでが入っている。

 アジアは、多くの人口が集中し、高い経済成長を続ける、21世紀の地球の中心舞台。アジアの東端に位置する日本にとって最も重要な地域であることは言うまでもない。アジアへのゲートウェイに位置するわが沖縄にしてみれば、なおさら。

 南北逆さ地図「アジアの世紀」は、各国とも国境線と主要都市が入っている。高低差や河川、道路は含まれていない。都市は、人口規模を基本にした。50万人以上の都市の多くが含まれ、30万程度の都市も一部入っている。ただし、クアラルンプールやジャカルタ、東京など、一部の大都市圏は、至近距離に複数の大都市がひしめいているため、周辺都市名の一部はスペースの関係で割愛せざるをえなかった。中国とインドは広大で、都市だけでは位置がよく分からないため、省や州の境界と省州名も入れた。

 サイズはB2変形判。発売開始は5月下旬の予定。販売は、この万鐘本店ではなく、物販専門の万鐘YH店になります。発売開始はこの本店でも左側の欄でお知らせします。どうぞお楽しみに。

bansyold at 02:27|PermalinkTrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote