沖縄

2015年06月26日

肉みそが毎日新聞に掲載されました

 メディア掲載が続いています。今度は毎日新聞。コラム「おいしい、ほんもの」に、万鐘ももと庵の肉みそが紹介されました。

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 筆者はフードジャーナリストの向笠千恵子さん。沖縄にはこれまで何度も来られ、さまざまな食の話題を取材されています。

 記事の見出しは「沖縄の風吹き渡る肉みそ」。

 沖縄の豚食文化の鳥瞰図から、豚三枚肉の脂とみそのおいしさを楽しむ沖縄伝統の油みその話に。この油みそと、たっぷりの赤身肉が特徴的な万鐘肉みそとの違いに話を移し、万鐘肉みその製造方法に触れています。

 今回の記事は、なんとも味わいのあるイラストつき。勝連城跡をあしらったラベルも、こういう感じのイラストになると、また少し違った趣きになりますね。

 毎日新聞の読者のみなさんから、お問い合わせ、ご注文をたくさんいただいています。

 向笠千恵子さんは、NHKの「ラジオ深夜便・大人の旅ガイド」に毎月1回出演して、全国各地のとっておきの食の情報を提供するなど、多数のメディアで活躍されています。詳しくは向笠さんの公式ホームページをご覧下さい。

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2014年11月16日

バンコク、シンガポールにも実は直行便が飛んでいた

 前回、那覇空港の新国際線ターミナルをご紹介し、台北、香港経由でアジア各地に行けて便利だが、バンコク、シンガポールまでは直行便が飛んでないことを説明しました。

 ところがー。実は、既に飛んでいるんです。それも真夜中に。

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 乗客を乗せるフライトではないのですが、那覇とアジア各地を結ぶANAの貨物直行便。この沖縄貨物ハブ、2009年に始動して、早くも満5年になりました。

 仕組みはこうです。フライトスケジュールを見ていただくのが早いでしょう。ANAのことし夏の資料からお借りしました。

ANA Cargo OKA timetable


 各地からの便が毎日深夜2、3時に那覇に着いて、数時間のうちに行き先別に荷物を積み替え、早朝に出発して、各地に午前8時とか9時とかに着くしくみ。日本を含むアジア各地を前日に出た荷物が、翌日には目的地に届けられるというわけです。

 ヤマト運輸とANAが組んで、アジア主要都市への翌日宅配便を始めています。

 沖縄はまさに「真夜中のハブ」なんですね。

 日本発や日本着の荷はもちろんですが、アジア発アジア着の、日本が絡まない荷もすべていったん那覇に集まってきます。

 万鐘オリジナルの南向き地図に、沖縄貨物ハブから各地に飛ぶルートを赤い線で入れてみました。

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 地図を見るとよく分かるのですが、こうした時間帯でアジア間で荷を動かすことができるハブは、国内では沖縄にしか作れません。例えば成田だと位置が北すぎて、アジア各地と結ぶ時間がかかりすぎてしまうのです。ちなみに航空貨物の大手、FedexやDHLは、アジアのハブを沖縄より少し南の香港、広州あたりに設けています。

 5年前、この沖縄貨物ハブ始動の時に、「こりゃあ、スゴいものができた」とちょっと興奮して、ANAにお願いし、特別に現場を見せてもらったことがあります。ご関心のある方は、古いですけどこちらの上下2回の記事ものぞいてみて下さい

 沖縄県はこの貨物ネットワークの活用を促進していて、今月下旬にはアジア各地の食品バイヤーを集める初の沖縄大交易会が開催されます。この貨物ネットワークを利用したスピーディな食品輸送が期待されているわけです。

 世界の成長センターであるアジアの経済は今後さらに発展して、ビジネス往来がますます増えるでしょうから、貨物ばかりではなく、旅客の方も、沖縄からもっとあちこちに直行便が飛んでくれたら助かります。

 万鐘ももと庵も、沖縄大交易会への出展を予定していますので、また様子をアップしましょうね。

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2014年10月18日

汁素麺は沖縄のソウルフード

 ももと庵の常連さんには、必ず毎回同じものを注文する、という方が結構いらっしゃいます。そんな人気メニューの一つで、熱狂的ファンを持つ豚しゃぶ素麺膳について書いてみます。

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 豚しゃぶ素麺は、たっぷりの豚しゃぶとネギ、生姜、揚げニンニクなどが載った温かい汁素麺です。

 沖縄で麺と言えば、沖縄そばを思い浮かべる方が多いかも。沖縄そばは家で作られることはあまりなく、お店で食べるごちそうです。

 家で食べる麺といえば、やはり素麺。まずは素麺ちゃんぷるーがあります。これはゆでた素麺を軽くいためたもので、具はニラをパラパラ入れるくらいですが、油のからんだ麺自体がなんともうまい。素麺は安いものではありませんが、好きな人にとっては「毎日でも食べたい」人気家庭料理メニューです。

 温かい汁素麺も人気です。こちらも、ダシは効いていますが、具は質素なもので、生姜が載るくらい。薄焼き玉子をのっける家もあります。子供のころ、冬場のちょっと肌寒い時におばあやおかあが作ってくれた汁素麺の味が心に焼き付いている人は、結構いるんじゃないでしょうか。

 汁素麺は、結納の祝い膳などの改まった食事の献立にもしばしば登場します。

 というわけで、家庭で作られる伝統食として、汁素麺は沖縄のソウルフードと言っていいと思います。

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 ももと庵では、そんな汁素麺の上に、豚しゃぶを思い切ってたっぷり載せました。素麺の繊細な感じと極薄にスライスされた豚しゃぶの食感がよくマッチします。

 薬味は定番のおろし生姜に加え、青ネギ、白ネギ、揚げニンニク、ごま油。揚げニンニクはアジア麺の定番。「沖縄アジアンキッチン」ももと庵のアジアな仕掛けです。

 アジアンと言えば、豚しゃぶ素麺のダシ汁には、ニッポンの醤油に加えて、ベトナム産の高級魚醤を使っています。あっさりしていてコクのあるダシ、が自慢です。

 先日も、関西テレビの「よ〜いドン!」で来店した円広志さんが豚しゃぶ素麺を召し上がりました。

 辛い味がお好きな方には豆板醤をおつけしていますので、どうぞお申し付け下さい。豆板醤入りの豚しゃぶ素麺も、唐辛子の独特の香りがのっかってまたひと味違ったおいしさになりますよ。


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2014年04月16日

そっくりさん番外編

 今回は、そっくりさんじゃなくて、ベトナムでちょっとおかしなものを見つけましたので、番外編ということでご報告。かなりヘンです。

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 これ、農薬などを散布するのに使うエンジン付きの噴霧器なんです。ベトナム南部の田舎の農機具屋で見かけました。真ん中に「Okinawa」と大きく書かれているでしょう。なんだ?こりゃ、ですよね。

 おかしいのは、その下に「Made in Taiwan」とあること。つまり、これは台湾製で、沖縄製というわけじゃないんです。

 さらによく見ると、一番下に「Powered by Honda」。いよいよわけが分かりません。

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 地元の人の解説はこうでした。まず「Okinawa」とでっかく書かれているのは、日本をイメージさせるための言葉。日本製ではないんですが、まあ、日本っぽい性能のよさですよー、ということらしいです。

 面白いのは「Tokyo」や「Osaka」じゃなくて「Okinawa」が日本を象徴する地名だととらえられていること。

 よく「Osaka」とか「Tokyo」とか箱に書かれたちょっと怪しげな家電品を海外で見かけますけど、それはまさに日本をイメージさせるための言葉です。

 日本をイメージさせるために「Okinawa」と書かれたものを見たのは、これが初めて。解説してくれたベトナム人に言わせると、Okinawaを知らないベトナム人はいないでしょう、ということでした。

 どんなイメージなの?と聞いたら「リゾート」との答が返ってきました。沖縄の知名度はアジアでは意外に高いのかもしれません。

 高度成長を続けるアジアー。富裕層・中間層が増えていますので、そういう人に沖縄にどんどん来てもらいたいわけですが、どうやら、その可能性はありそうですね。


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2014年04月10日

織物のそっくりさん

 ベトナムと沖縄のそっくりさん、今回は食べ物ではありません。これです。

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 これをホーチミン市内で見かけた時、強い既視感にとらわれました。

 手元に沖縄のそっくりさんの適当な写真がないので、専門店の写真をお借りします。石垣島の雑貨屋さんgruppoが販売している八重山みんさー織のブックカバーです。

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 デザインは同じというわけではないのですが・・・。なんだか、風合いが妙に似てませんか。

 ベトナムの方のそれは中南部沿岸地域に住む少数民族の作品だそうです。

 そういえばベトナムの西隣のラオスで見かけた織物も、みんさー織のタッチに似たのがありました。これです。

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 デザインはラオスが一番シャープ、次がベトナム、沖縄に行くと素朴さが増してくるような印象ですね。風合いはどれもとてもよく似ています。



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2013年11月01日

カンプーのそっくりさん

 前回は、江戸時代の女性の髪をほうふつとさせるラオス女性の髪のまとめ方について書きました。今回は沖縄女性のヘアスタイルです。

 伝統的とされる沖縄女性の髪型は、民謡歌手が今でもやっています。人気のネーネーズに登場してもらいましょう。

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 長い髪をまとめてくるくると巻いて、ほぼ頂上の部分にポンと乗せたヘアスタイル。こういう髪型にすることを沖縄では「カンプーを結う」と言います。最近はやりの琉装による結婚式でも、花嫁さんはカンプーを結って登場します。

 もっとも、これをやるには、かなり長い髪が必要です。実際、ほどいた時に腰のあたりまで長さがないと、うまくカンプーが結えない、と聞きました。

 現代の沖縄女性は、腰までの長い髪の持ち主はむしろ少ないので、カンプーを結う人の多くは、人工の髪を自髪の先につけてから結い上げるのだそうです。

 さて、次にこの写真。カンプーと似ていますが、沖縄ではありません。


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 これ、ラオス北部の中国国境に近いところに住む少数民族の女性です。長い髪をまとめてくるくると巻き、頂上付近にポン、というあたり、沖縄のカンプーそっくり。

 沖縄ではジーファーと呼ばれるかんざしを差して髪を止めるのですが、こちらも、銀の丸い飾りのついた何かで髪を止めているのが分かります。

 ラオス北部の少数民族と沖縄に直接の接点があるとは思えません。腰まであるような長い髪をまとめようとすると似たようなやり方になる、ということなのかもしれませんね。


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2013年10月09日

お魚メニュー、初登場!

 2つ連続して来襲した台風が過ぎ去りました。だいぶ涼しくなって、食欲がふつふつと湧いてくる季節。ももと庵初のお魚メニューのお知らせです。

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 肉もいいけど魚も食べたいねー。リピーターのお客様からしばしば寄せられていたご要望にお応えしました。

 魚メニューの記念すべき第1号ですから、思い切って、沖縄を代表する最高級魚のミーバイ(ハタ)でいってしまうことにしました。値はちょっと張りますが、すばらしくおいしい魚です。

 白身でありながら脂がたっぷりのり、やわらかい身には適度な繊維質の歯ごたえがあり、とろとろした皮のゼラチンも最高!

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 刺身、鍋、魚汁、なんでもござれのミーバイですが、ももと庵はこれを唐揚げにしました。魚醤や生姜の特製タレにつけて粉をまぶし、サクサクに揚げました。

 ミーバイは、沖縄のみならず、アジア各地でも高級魚として大いに珍重されています。アジア式をうたうももと庵にうってつけの素材。

 ミーバイにはたくさんの種類があります。ももと庵は、近くの宮城島のサンゴの青い海で養殖されているアーラミーバイを起用。宮城島のアーラミーバイについては、このブログでしばらく前に取り上げましたので、こちらをごらん下さい

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 これまでの膳メニューと同様に、いくつかの個性的な副菜がわきを固めます。ミニデザートと、コーヒーまたは紅茶がついて1550円。

 お魚に目がないという方、大切な人ととっておきのランチを楽しもうという方、沖縄の海の味を堪能したい方。ぜひぜひお試しください。

 ただし、きょうは定休日。明日から、ミーバイがご来店をお待ちしていますよ。

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2013年06月20日

新登場、パッションぜんざい

 夏の味覚、新登場です。パッションぜんざい。パッションフルーツのトロピカルな香りと酸味に、せんざい豆のコクのある甘味が絡みます。

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 生パッションフルーツの果実から作った自家製パッションソースを、ぜんざいのかき氷の上からたっぷりかけました。さわやかなパッションの香りと酸味を楽しみながら、少しずつぜんざい豆と混ぜてお楽しみ下さい。

 ぜんざい豆は金時豆。長い方の径は2cm近くもあろうかという大ぶりの豆です。白糖と黒糖をブレンドしてこっくりと甘く、柔らかく炊き上げました。これをひんやりと氷でいただくのは、まさに沖縄の夏の味。

 酸味の強いパッションが、この甘いぜんざい豆とマッチするかー

 するんです、これが。パッションの方はぜんざい豆からコクという土台をもらい、ぜんざい豆はパッションから香りとさわやかさを受け取って、ひとつになる。そんな感じでしょうか。

 いちご大福っておいしいですよね。かつては創作和菓子として話題になりましたが、今ではすっかり定番になっています。あんこと果物は、一見ミスマッチながら、実はとてもおいしい組み合わせ。

 パッションとぜんざいの組み合わせも、このいちご大福と似ています。パッションぜんざいの方が、熱帯果樹特有の強い香りがある分だけ、いちご大福よりも強烈なコンビネーションといえるかも。

 この夏、ももと庵で新しい夏の味覚をぜひご体験下さい。昨年から好評をいただいているパッションプリンもご用意しています。


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