野菜
2017年04月02日
【感動アジアCafe】野菜とゲム・ウィチャヤニー[4/3放送予定]
FMうるまで毎週月曜夜8時30分に放送している万鐘ももと庵プレゼンツ「感動アジアCafe」。明日4/3(月)の話題は、アジアの野菜の食べっぷりです。
アジア、特にラオスとベトナムの生野菜の食べ方は、ものスゴイ。麺なんか、うっかりすると、麺よりも生野菜の方が多かったりします。バジル、ミント、パクチーなどの香草類あり、もやしやキャベツあり。みんな生でボリボリ食べちゃいます。
ももと庵では、ラオス風の「鶏の香草あえ」が、生野菜系メニューの代表格。
ももと庵の鶏の香草あえ
ネギ系やタイバジルの鮮烈な香りをどうぞお楽しみ下さいね。
アジアンポップスを紹介する「わくわくアジアンポップミュージック」のコーナーでは、タイの女性歌手ゲム・ウィチャヤニーGam Wichayaneeをご紹介します。歌唱力抜群の若手。みなさん、おなじみの「あの曲」をおかけしますよ。
ゲム・ウィチャヤニー
FMうるまは、スマホやパソコンを使えば、どこにいても聴けます。
方法1 ラジオ日本、日本ラジオ、Tunein Radio、myTuner Radio、ListenRadioなど、各種のラジオアプリで「FMうるま」を検索する(Tunein Radioの場合は「fmuruma」と英文字で検索して下さい)
方法2 専用アプリ「FM聴forFMうるま」をダウンロードする。アプリを開くだけで鳴り出すのでカンタン!
どうぞお楽しみに。
アジア、特にラオスとベトナムの生野菜の食べ方は、ものスゴイ。麺なんか、うっかりすると、麺よりも生野菜の方が多かったりします。バジル、ミント、パクチーなどの香草類あり、もやしやキャベツあり。みんな生でボリボリ食べちゃいます。
ももと庵では、ラオス風の「鶏の香草あえ」が、生野菜系メニューの代表格。
ももと庵の鶏の香草あえ
ネギ系やタイバジルの鮮烈な香りをどうぞお楽しみ下さいね。
アジアンポップスを紹介する「わくわくアジアンポップミュージック」のコーナーでは、タイの女性歌手ゲム・ウィチャヤニーGam Wichayaneeをご紹介します。歌唱力抜群の若手。みなさん、おなじみの「あの曲」をおかけしますよ。
ゲム・ウィチャヤニー
FMうるまは、スマホやパソコンを使えば、どこにいても聴けます。
方法1 ラジオ日本、日本ラジオ、Tunein Radio、myTuner Radio、ListenRadioなど、各種のラジオアプリで「FMうるま」を検索する(Tunein Radioの場合は「fmuruma」と英文字で検索して下さい)
方法2 専用アプリ「FM聴forFMうるま」をダウンロードする。アプリを開くだけで鳴り出すのでカンタン!
どうぞお楽しみに。
2015年05月26日
にんにく肉みそで野菜を食べよう
せっかくメディアに取り上げられたので、肉みその話題を続けます。今回は、やや地味な印象のにんにく肉みそが主役。その食べ方編です。
肉みそ3種類の中でも、にんにく肉みそは、一番甘さの少ない味。だからでしょう、野菜に本当によく合うんです。レタス、キュウリなどにつけると、バリバリといくらでも食べられます。
ゆで野菜にもよく合います。ゆでたカリフラワーとインゲン。定番はマヨネーズといったところかもしれませんが、ちょっと待って。肉みそと合わせると、カリフラワー特有の甘みが引き立つんです。油も少ないのでヘルシー。
こちらは、ゆでジャガイモに、にんにく肉みそ。夏なら、確実にビールが欲しくなる一品です。バターを少し加えても、さらにコクが増して実にうまい。みそとバターは相性抜群ですね。
にんにく肉みそは、たっぷりの揚げにんにくが入っています。にんにくは低音の油でゆっくりと加熱すると、ちょうどイタリアンパスタのにんにくのように、うまみと香りが倍増します。
野菜をバリバリ食べたい方。ぜひ、にんにく肉みそをお試し下さい。ネットショップの肉みそページはこちらからどうぞ。
肉みそ3種類の中でも、にんにく肉みそは、一番甘さの少ない味。だからでしょう、野菜に本当によく合うんです。レタス、キュウリなどにつけると、バリバリといくらでも食べられます。
ゆで野菜にもよく合います。ゆでたカリフラワーとインゲン。定番はマヨネーズといったところかもしれませんが、ちょっと待って。肉みそと合わせると、カリフラワー特有の甘みが引き立つんです。油も少ないのでヘルシー。
こちらは、ゆでジャガイモに、にんにく肉みそ。夏なら、確実にビールが欲しくなる一品です。バターを少し加えても、さらにコクが増して実にうまい。みそとバターは相性抜群ですね。
にんにく肉みそは、たっぷりの揚げにんにくが入っています。にんにくは低音の油でゆっくりと加熱すると、ちょうどイタリアンパスタのにんにくのように、うまみと香りが倍増します。
野菜をバリバリ食べたい方。ぜひ、にんにく肉みそをお試し下さい。ネットショップの肉みそページはこちらからどうぞ。
2013年10月05日
アジアの食を知る100枚の写真
ももと庵の企画「おいしいアジアへようこそ」の最終回が昨夜、開かれ、台風が接近する荒れ模様の中をたくさんの方々にご参加いただきました。
ベトナム風鋳込み揚げ豆腐、フィリピン風魚の酢じめ、ラオス風豚肉の香りあえ、などのスペシャルアジア膳を食べていただいた後、インドシナ半島の国々の食に関するスライドを100枚ほどお見せしました。
タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアなどは世界有数の米どころ。ごはん文化はもちろん、米の麺なども盛んに食べられています。ごはんの炊き方、食べ方、おかず、太さや食べ方が多彩な麺などをスライドでお見せしました。
野菜をたくさん食べるのもアジアの食の大きな特徴です。沖縄では、肉や野菜をいためて食べることが多いんですが、アジアに行くと、焼いた肉と生の野菜をあえた料理もよく出てきます。
実際に食べていただいたラオス風の豚肉香りあえで言いますと、豚肉を焼いて冷ましてから、生のタマネギやニラ、にんにく、生姜などをたっぷり入れ、魚醤やレモンで味をつけながら、よくあえます。野菜類は火を通さないので、生の鮮烈な味と香りが楽しめるわけですね。
市場で売られている豊富な野菜もスライドでお見せしました。肉や魚、豆腐などが市場でどんなふうに売られているか、どんなふうに取り扱われているかも紹介しました。
冷蔵設備のないところで生鮮食料品の鮮度を保つ技術の一例として、発酵させた生魚の写真を見ていただきました。
周年30度の常夏の地域で、生の魚が腐敗せずに何日も保てるというのは、冷蔵施設が当たり前の日本ではちょっと信じられないかもしれません。参加されたみなさんも一様に驚かれていました。
おかげさまで「おいしいアジアへようこそ」は好評のうちに終了しました。また別の季節にスペシャルアジアメニューを企画したいと考えていますので、ご期待下さい。
ベトナム風鋳込み揚げ豆腐、フィリピン風魚の酢じめ、ラオス風豚肉の香りあえ、などのスペシャルアジア膳を食べていただいた後、インドシナ半島の国々の食に関するスライドを100枚ほどお見せしました。
タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアなどは世界有数の米どころ。ごはん文化はもちろん、米の麺なども盛んに食べられています。ごはんの炊き方、食べ方、おかず、太さや食べ方が多彩な麺などをスライドでお見せしました。
野菜をたくさん食べるのもアジアの食の大きな特徴です。沖縄では、肉や野菜をいためて食べることが多いんですが、アジアに行くと、焼いた肉と生の野菜をあえた料理もよく出てきます。
実際に食べていただいたラオス風の豚肉香りあえで言いますと、豚肉を焼いて冷ましてから、生のタマネギやニラ、にんにく、生姜などをたっぷり入れ、魚醤やレモンで味をつけながら、よくあえます。野菜類は火を通さないので、生の鮮烈な味と香りが楽しめるわけですね。
市場で売られている豊富な野菜もスライドでお見せしました。肉や魚、豆腐などが市場でどんなふうに売られているか、どんなふうに取り扱われているかも紹介しました。
冷蔵設備のないところで生鮮食料品の鮮度を保つ技術の一例として、発酵させた生魚の写真を見ていただきました。
周年30度の常夏の地域で、生の魚が腐敗せずに何日も保てるというのは、冷蔵施設が当たり前の日本ではちょっと信じられないかもしれません。参加されたみなさんも一様に驚かれていました。
おかげさまで「おいしいアジアへようこそ」は好評のうちに終了しました。また別の季節にスペシャルアジアメニューを企画したいと考えていますので、ご期待下さい。
2011年06月26日
畑からの情報が早いことが生命線
沖縄を創る人 第24回
沖縄百姓の会代表 上地聴さん(上)
農業はハイリスク、ローリターン。だから、企業は参入に二の足を踏むし、参入してもいつの間にか撤退していく例が多い。そんな中で八重瀬町、糸満市など主に南部の農家が集まる「沖縄百姓の会」は年商6億を着実に売り上げる。百姓の会を率いる上地聴さんに会った。
上地さんはJAに勤務した後、独立。自分で野菜を生産しながら仲間を増やし、生産物の販路を徐々に拡げていった。百姓の会は、トマト、キュウリ、レタス、エダマメと、売れるものはなんでも作る。
農業は、天候に左右されるし、病虫害にもやられやすい。市場価格は乱高下するから、安定した利益を上げるのは簡単ではない。百姓の会では、農家が売りたい価格を決め、それをベースに、会が販売先と交渉するのが基本。
「席を空けて待っていてもらうわけです」と上地さん。
農家は売上の見通しが立つ。相手も仕入れの計画ができる。一時的に相場が上がったからといって、約束を守らず、横流しするような会員農家には厳しい姿勢でのぞむ。そこをなあなあにしたら信頼は決して得られない、上地さんはそう考えている。
では、一般の農産物流通業者と百姓の会とはどこが違うのか。
「例えば、買い手の卸業者から、こういう野菜がもう少し欲しいんだけど、という急な話が入ったとします」
スーパーなどでの農産物の販売は、計画通りにいかないことが多い。販売量が見込みを大幅に上回ることもある。「○○が欲しいけど、ないか」という急な話は日常茶飯事だ。
そんな時、卸業者の多くは青果市場を探す。そこにたまたま欲しいものがあればいいが、求める品質のものがいつもあるとは限らない。
直接の農家ネットワークを持っている卸業者の場合は、市場頼みの業者よりも、生産現場の近くにいることは確か。だが、彼らが畑の状態を把握するのはそう簡単ではない。1週間前には何ともないと思っていた野菜畑であれよあれよという間に病気が広がるというようなことはよく起きる。1、2度の気温差が実りの時期を早めたり遅くしたりすることも。
時々刻々変化するのが畑というもの。そもそも卸業者は生産技術のことはよく分かっていないから、こういう気象条件なら何が起きるか、といったテクニカルな予測を立てることはできない。
「百姓の会は、メンバーが百姓です。メンバーの畑で何が起きているか、最新情報を逐一把握しています。お客さんから急な話が入っても、それに応えられるのは、どこのだれの畑か、すぐ分かります」
あるのか、ないのか。あるなら、何がどれくらい手に入るのか。こうした情報こそが、商取引をするうえで信頼を勝ち取る基本になる。買い手の卸業者も、数多くの小売店のニーズに応えて初めて信頼を得られる立場にあるから、信頼に足る早い情報はノドから手が出るほどほしい。
百姓の会は「畑からの情報が早い」(上地さん)。当事者にしか分からない最新の現場情報が、百姓の会の最大の強みだ。「農家が生き残れるとしたら、この部分しかないと思います」とまで上地さんは言う。
顧客とのそういう関係を続けているから、会員農家も買い手のことを常に考えるようになる。お客さんが欲しがる農産物、つまり「売れる農産物」を作ることに全力を傾注する結果になる。
農産物だから、出来すぎ、穫れすぎ、もある。
「ふだん相手の期待に応えようと努力しているから、こっちが困っている時は、お願いできないか、と言えるわけです」
もちろん押し売りではない。あくまで、買い手のニーズに応える形で、だ。続きは7/3(日)に。
沖縄百姓の会代表 上地聴さん(上)
農業はハイリスク、ローリターン。だから、企業は参入に二の足を踏むし、参入してもいつの間にか撤退していく例が多い。そんな中で八重瀬町、糸満市など主に南部の農家が集まる「沖縄百姓の会」は年商6億を着実に売り上げる。百姓の会を率いる上地聴さんに会った。
上地さんはJAに勤務した後、独立。自分で野菜を生産しながら仲間を増やし、生産物の販路を徐々に拡げていった。百姓の会は、トマト、キュウリ、レタス、エダマメと、売れるものはなんでも作る。
農業は、天候に左右されるし、病虫害にもやられやすい。市場価格は乱高下するから、安定した利益を上げるのは簡単ではない。百姓の会では、農家が売りたい価格を決め、それをベースに、会が販売先と交渉するのが基本。
「席を空けて待っていてもらうわけです」と上地さん。
農家は売上の見通しが立つ。相手も仕入れの計画ができる。一時的に相場が上がったからといって、約束を守らず、横流しするような会員農家には厳しい姿勢でのぞむ。そこをなあなあにしたら信頼は決して得られない、上地さんはそう考えている。
では、一般の農産物流通業者と百姓の会とはどこが違うのか。
「例えば、買い手の卸業者から、こういう野菜がもう少し欲しいんだけど、という急な話が入ったとします」
スーパーなどでの農産物の販売は、計画通りにいかないことが多い。販売量が見込みを大幅に上回ることもある。「○○が欲しいけど、ないか」という急な話は日常茶飯事だ。
そんな時、卸業者の多くは青果市場を探す。そこにたまたま欲しいものがあればいいが、求める品質のものがいつもあるとは限らない。
直接の農家ネットワークを持っている卸業者の場合は、市場頼みの業者よりも、生産現場の近くにいることは確か。だが、彼らが畑の状態を把握するのはそう簡単ではない。1週間前には何ともないと思っていた野菜畑であれよあれよという間に病気が広がるというようなことはよく起きる。1、2度の気温差が実りの時期を早めたり遅くしたりすることも。
時々刻々変化するのが畑というもの。そもそも卸業者は生産技術のことはよく分かっていないから、こういう気象条件なら何が起きるか、といったテクニカルな予測を立てることはできない。
「百姓の会は、メンバーが百姓です。メンバーの畑で何が起きているか、最新情報を逐一把握しています。お客さんから急な話が入っても、それに応えられるのは、どこのだれの畑か、すぐ分かります」
あるのか、ないのか。あるなら、何がどれくらい手に入るのか。こうした情報こそが、商取引をするうえで信頼を勝ち取る基本になる。買い手の卸業者も、数多くの小売店のニーズに応えて初めて信頼を得られる立場にあるから、信頼に足る早い情報はノドから手が出るほどほしい。
百姓の会は「畑からの情報が早い」(上地さん)。当事者にしか分からない最新の現場情報が、百姓の会の最大の強みだ。「農家が生き残れるとしたら、この部分しかないと思います」とまで上地さんは言う。
顧客とのそういう関係を続けているから、会員農家も買い手のことを常に考えるようになる。お客さんが欲しがる農産物、つまり「売れる農産物」を作ることに全力を傾注する結果になる。
農産物だから、出来すぎ、穫れすぎ、もある。
「ふだん相手の期待に応えようと努力しているから、こっちが困っている時は、お願いできないか、と言えるわけです」
もちろん押し売りではない。あくまで、買い手のニーズに応える形で、だ。続きは7/3(日)に。